2008年7月7日月曜日

ミストサウナな週末と梶芽衣子祭り(四)

週末はとてつもない湿度と温度でしたな。
そんな炎天下の中、ビリー・ボブ・ソーントン主演の『庭から昇ったロケット雲』鑑賞。
以下思いっきりネタバレなので、読む場合はマウスで選択してケロ。
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いやあ~・・
一度は宇宙に行ってみたい、と思い続け、自宅の裏にFBIやNASAがびびるほどの巨大なロケットを作るビリーボブ親父。
家族は不満一つもらさず親父を尊敬し、カミさん(ヴァージニア・マドセン。美しス。)は家計を支えるべく場末のカフェでウェイトレス。
授業中の息子を教室から連れ去り、金貸してくれない友達の会社の窓にレンガ投げて、家を抵当に入れてロケットの燃料買って、挙句に妻の父親が死んだ遺産も使い、デタラメの連続。
どんなボンクラだろうが、自分勝手だろうが、クソ野郎だろうが、人間の弱さだったり共感できる何かが一筋でもあれば愛しく感じちゃったりするんだが(例えば『ロイヤル・テネンバウムス』の親父や『タラデガ・ナイト』の親父みたいな)、感情のリアリティが感じられなさすぎて、どのキャラクターにも感情移入出来ズ。
なんだか、夢をあきめらめずに自分で作ったロケットで地球一周(!)出来たから良かったね、めでたしめでたしとは思えず、「夢をあきらめないこと」がテーマ"らしい"本作品にとてつもない違和感を覚え、『団塊ボーイズ』の素晴らしさを再び噛み締めました。
あ、一個良かったのはブルース・ウィリスが出てるって知らずに観たこと。

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そんでルースに移動して昼間っから酒飲みながらレコ本と映画雑誌読んで汗だくにて帰還。
夜は吉澤はじめリリパ@ROOM。
とにかく満員電車ばりの人で、ライブ終了後ソウルメイツとファミレスに脱走して2時間ほどダベると眩しい朝日が。
一日ってあっちゅう間じゃき~

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さて、週末の梶さん祭りは。
『曽根崎心中』
DVD化されたのはつい1週間半ほど前だったようで、タイムリ~。
徳兵衛役は宇崎竜道、お初役が梶芽衣子。
宇崎氏の演技や時代劇的セリフの多い梶さん、勧善懲悪に慣れるまで1時間くらいかかってしまったものの、やっぱす血のりにまみれる梶さんは美しいにい~。





『修羅雪姫』
深い業を背負って刑務所で雪の日に産まれた修羅の子、つらいよ哀しいよ。
ラストの、オケのクラシック演奏響く中、血のりが吹きすさぶ仮面舞踏会@鹿鳴館の殺陣は圧巻。
上村一夫の描く女性って美しくて哀愁と妖艶が絶妙に漂ってて大好きなんですが、梶さんはピッタリですなあ。
DVD特典に梶さんインタビューも入ってましたが、年齢を重ねた梶さんは凄みが半端ない。
相変わらずシャキッとしてて美しいんだけど、眼力に加え、雰囲気も明らかに増殖していて、正直怖いほどだ。
70年前後にモノスゴイ量の映画を出た後、テレビの方の仕事が多くなってたみたいだけど、どんな私生活を送って居たのだろうか。