2008年7月4日金曜日

梶芽衣子祭り 第三弾

ちょっと体調を崩して病院へ行ってきたのですが、問診で酒とタバコの量と寝る時間を聞かれたまま答えたらお医者様から呆れた顔をされました。
ちぇ。

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『女囚さそり701号 恨み節』鑑賞。
1~3作目までの伊藤俊也監督ではないので、ビクビクして観ましたが・・・。
2作目、3作目と自分のための復讐をテーマとしないことでさそりというキャラクターを育てあげてきたと思うんですが(言わば仕置き人?)、新監督は予想通りテーマを自分の復讐、オトコへの復讐にしています。
これまたオトコ(タムラ・ダイコン・マサカズ)が情けなくて、刑事から拷問を受けて母親の泣き落としにあい、さそりのことを喋ってしまうんですな。
ラストでは復讐にやってきたさそりを勘違いして「待ってたよ~」って抱っこしようとしてブスリやられちまうっつうね。
なんとも低い次元に持ってかれてますわ。
ワタシが知ってるさそりは、リンチされた自分の顔を拭いてくれた人のことを絶対に陥れるようなことはしないし、3作目ではユキが刑事にさそりのことを話した理由をさそりが理解出来る(お互いセリフは無いけど、このシーンは切なすぎ)という深みにせっかく持ってったのに、、、。
それまでの作品の映像が突出して面白いので、映像がどこか垢抜けなく感じるのは仕方ないんだけど、気になった点が一つだけ。
1作目でさそりを後に嵌める刑事との回想で、セックスするシーンでは白い背景に赤い水滴がブワァ~って広がることで処女喪失を表現してると思うんだけど、なぜだか今回もそれに似たようなのを使っている。
処女喪失って一回だけだから!

うーーぬ、調査開始。

どうやら、3作目でさそりを「行方知れず」にし、さそりシリーズを完結させたかった伊藤監督に対して、東映が続編を要請したそうです。
その要請も監督は拒否。
東映側は『野良猫ロック』で梶と組んだ長谷部安春に続編を作らせることに。
だけど梶さんも第4部を一本撮って、おりちゃうんですなぁ。
伊藤監督のインタビュー。
「正直云って当時はね、僕がやめる時は梶君にもやめて欲しかった、という思いはありましたよ。
でも、僕は『さそり』3作で完結したと思っていても、彼女自身はまだ完結しきっていない、モヤモヤしたものがあったのかも知れません。
鬼のように片腕を切ったり、墓場で手錠を切ったりという役は、彼女にすればショッキングで、このまま行けば伊藤は私を何処へ連れて行くのだろう?という思いがあったと思いますよ」