2008年6月2日月曜日

お寺でジャズ

昨日は東松山市神戸にある長慶寺へ、世界逸産のライブを見に行ってきた。
大宮で友達に拾ってもらい、車で走ること1時間半。
視界に入る約9割が田んぼ、ウグイスとケロの声が鳴り響くのどかな土地にあるお寺。
早く着いてしまい、縁側に座りながらポツポツとお喋りしていると、やがてリハの音が聴こえてきた。
天気も良く、ものすごい贅沢な時間だなあ~と噛み締める。

開場時間に近づくと人も増えてきて、駅からタクシーで来る人も結構居た。
聞くところによると、福井や愛知からいらっしゃった人も居たそうな!
普段は法事とかしちゃうらしい広間(ギュウギュウで100人収容くらい)でのライブ。
お弁当(!)とジュース(!)を受け取り、ピアノ(今回のライブを機に、ピアノを購入したみたいだが、吉澤はじめと五十嵐一生が選んだらしい)を弾く指を見るのに一番のベスポジを取る。
背もたれのないベンチだったので聴くのに最高(オイラはガキだから、イイ音聴いてんのにお行儀良くじっと座ってんのが苦手)。
スピーカーにはなぜかBOSEならぬ"坊主"!


やがてお寺の住職さんがMC(?)を始める。
ドラムの本田珠也の父上、本田竹廣の葬儀を取り仕切ったのがその住職さんだったとのこと。
タクシーで来た人は帰りは最寄の駅まで送ってくとのこと、トイレの場所、もろもろアットホームな注意事項があり、ライブ開始。
近隣に民家も無いので窓も開け放し、自然の涼しい風が入るなかでド熱いライブ。

ボルテージ最高潮の吉澤さんは満面の笑顔で、椅子に座りながらまるで踊っているかのように鍵盤を自由に叩く。
「セロニアス・モンクはシンプルだから大好き」とブログで書いていたのを思い出した。
ウッドベースの荒巻さんは、ソロ中ウッドベースに顔がついてんじゃねーかって思っちゃうくらいベースに同化しちゃってるし、walkin'のアレンジと思われる曲では、マイルスばりのトランペットはもちろん、ドラムのこれでもかっつうリズム、グルーブ、爆音に股間が震えました、マジ。。
物凄い面子のセッションなんだなって実感したッス。
途中メンバーの一服休憩が入り、チョコレートの詰め合わせお菓子が配られる、などどこまで行ってもアットホームなんだが、2セット合わせて3時間半(!)の長時間ライブ。
街灯一つ無い外の静けさ、主催側の暖かさ、ミュージシャン側の熱さが絶妙なバランスでマッチして、これでもかっつうくらいの贅沢な時間を織り成していて、終始身体中の毛穴が開いて「キモチイイー!!」て叫んでる声が聞こえた。気がした。