
2009/4/25(土)@ミラノ2
『スラムドックミリオネア』
スラムで育ったある少年が、日本でもみのもんたで有名なクイズミリオネアに挑戦し、各質問と彼と彼の周りが辿ってきた人生を回想させて見せてきます。
子供時代のスラムでのシーンが物凄い躍動的で、テンポといい、カオス加減といい、人の多さといい、スラムへの密着度といい、子供達の無邪気な顔といい、『シティ・オブ・ザ・ゴッド』や『未来を写した子供達』を彷彿とさせて、とても面白く興奮しました。
ゴミ山のシーンでは『ドッグ・バイト・ドッグ』で出てきたゴミ山を連想したり。
そう、上にあげた作品は全てスラムの子供時代絡みで(って、ドキュメンタリーも入っちゃってるけど)硬派で大好きな作品たちなのですが、こちらは後半になり、大人になるにつれてラブストーリーの部分がちょと引っ張り過ぎというかベタッとした印象を受けてしまいました。
エンドロールでインドカレー屋でかかるような音楽に歌って踊る主人公たちを観て、ああそうだ、ボリウッドだってなんか微笑ましく(?)も思ったものの、なんかこの主人公のお兄ちゃんの存在が観た後も引っかかったんですよねぇ。
あんまりラストで拾われていない、というか弟がお兄ちゃんのことを意識しないんで、モヤモヤとしてしまったんですが、
結局お兄ちゃんは子供の頃からお金信者でかなり意地悪なエピソードもあってアコギなガキだけども、究極のところでは自分の手を汚してまで弟を何度も救ってきてるんですよねぇ。
ヒロインにはずいぶん酷いこともしてきたけど、それは弟への歪んだ愛情?と勝手に自己解決してみました。
そっちに焦点あててくれればオイラ的には良かったのにw
とはいえ、楽しみましたですよ!
